はじめての英検受験に成功するためのコツ

投稿日時:2016/12/13(火) 13:54


日本では、実社会で自分の英語レベルを表すのに用いられる検定試験がいくつかありますが、
その中で、こどもがはじめてトライするのが「実用英語技能検定」つまり「英検」だと思います。


英検には6つのレベルがあり、上から

 1級(大学卒業レベル)

 準1級(大学2~3年生レベル)

 2級(高校卒業レベル)

 準2級(高校1~2年生レベル)

 3級(中学卒業レベル)

 4級(中学2年生レベル)

 5級(中学1年生レベル)

となります。
(カッコ内は、英検協会が示しているレベルですが、
実際には、準1級が英語専門の大学レベル、1級がプロレベルだと思います。)


そして、英会話教室に通っているこどもの多くは、
おそらく小学生ではじめて5級に挑戦することになると思います。
はじめての受験をなんとか成功させてあげたい、というのは
親の願いですよね。
そこで今日は、成功するための4つのコツをお教えします。(^^)


最近では多くの小学生たちが5級の会場に来ていますが、
そうはいってもやはり中学生が一番多く、
中には高校生や大人の人たちもいます。
はじめて英検を受けるというだけで緊張するのに、
その雰囲気に圧倒されてしまう子も少なくありません。


そこで、英検初挑戦のお子さんにおすすめなのが、準会場での受験です。
通っている小学校が準会場となり、受験させてくれるところは、
自分の小学校で受けるのが良いでしょう。
受験する人たちも知っている顔が多いはずなので、緊張もやわらぐでしょう。
近くの大きめの英会話教室でも、準会場になっている可能性があります。
たとえそこの生徒じゃなくても、受けさせてもらえる可能性はありますので、
まず聞いてみるのがいいでしょう。
そして、準会場でお友達と一緒に受けることができれば、なおいいでしょう。


また、解答用紙に書く名前や住所などは、メモを持っていくことをおすすめします。
たとえ小学生高学年でも、その場にいくと、緊張のために頭が真っ白になってしまい、
郵便番号や番地を書けなくなることはよくあることです。
また、生年月日の月日は知っていても、何年に生まれたかを知らない子も多いです。


さらに、マークシートの記入方法も、練習していった方がいいでしょう。
過去問をやるときに、日ごろから本番と同じようなマークシートのコピーを
使ってやっていれば、安心です。
もし場所を間違えて塗りつぶしてしまった場合でも、
(例えば一問飛ばして塗りつぶしてしまった時など)
あわててすべて消してしまわないように、と教えておいてあげると良いでしょう。


そして、なによりも大切なのが、お父さんお母さんの笑顔
がんばっておいで、と笑顔で送ってあげてください。
決してプレッシャーはかけないように。
ごはんものどに通らないほど、こどもたちは緊張しているはずです。
どうか、やわらかな笑顔で、お願いします。

2020年8月

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